低予算でも“映える”部屋に!3000円以下で作る「#間接照明のある暮らし」
長引くおうち時間、DIYerの皆さまはいかがお過ごしでしょうか。今回は、お部屋にいる時間を楽しくしてくれるDIYアイデアのご紹介。これ一つで、インスタ映え間違いなしです。ぜひ作ってみてくださいね!
2022.01.07
INDEX目次
憧れの「#間接照明のある暮らし」を叶えたい!
Instagramでよく見かけるハッシュタグ「#間接照明のある暮らし」。みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?空間づくりにおいて、照明の役割は必要不可欠。そのシーンに適した照明選びが暮らしの質を上げてくれます。例えば、シーリングライトはお部屋全体を均一的に明るく照らす役割ですが、間接照明はその逆。間接照明は設置箇所から、光源が発生するため、部屋全体を柔らかく照らします。そのため、お部屋に明かりの陰影が加わり、おしゃれなお部屋に仕上がるのです。自分も試してみたいけど、部屋に合うものを見つけるのってハードルが高いし、それにきっと、お高いんでしょう??そんなことを考えている方々に朗報です。「#間接照明のある暮らし」は材料費3000円以下で叶います!!!しかも作り方もとっても簡単!これは試すしかありません!
作るもの
LEDテープを使用して間接照明を作ります!特別なテクニックは必要なし。しかも、フックに引っ掛けるだけなので、賃貸でもOK!早速作り方をレクチャーしてもらいましょう!!!今回もDIYクリエイター・岩西剛さん監修のもと、お届けいたします!
材料
LEDテープライト 3000mm
※今回は朝日電器さんのELPA ELT-USBというものを使用
多用途ボンド
ホワイトアングル 10×10×1820mm
材木① 合板 5.5×910×1820mm
材木② 厚みのある板
※スペーサーとして使用します。
お好みのフォントやイラストをコピーしたもの
※今回は朝日電器さんのELPA ELT-USBというものを使用
多用途ボンド
ホワイトアングル 10×10×1820mm
材木① 合板 5.5×910×1820mm
材木② 厚みのある板
※スペーサーとして使用します。
お好みのフォントやイラストをコピーしたもの
STEP01. 形を決める
まずは形を決めて、材木①にその形を作っていきます。円やカーブを描くときは、こうしてペンキ缶などを活用するのも岩西流。
この下線がガイドになるので、直線なども定規を使って丁寧に引いていきましょう!
出来上がった下絵がこちら!今回はサボテン形の間接照明を作っていきます!
STEP02. 切り出し
続いてはサボテンの切り出し作業。
渡米経験が豊富な岩西さんは、かつてアリゾナ州に滞在していた経験もあり、サボテンはとても身近な存在だったのだとか。そんな岩西さんによると、サボテンは水分を取りすぎてしまうと割れてしまうという豆知識もいただきました。このサボテンも材木が割れないよう、丁寧にジグソーでカット。
きれいな形に仕上がりました!
STEP03. ヤスリで角をとる
切り出しができたらヤスリで丁寧に角をとっていきます。このとき、表面も軽くやすりをかけることで、色がのりやすくなりますよ。
STEP04. 色を塗る
そして、色塗り。やはりサボテンと聞いてイメージするのは、ちくちくとしたトゲや緑色のボディですよね!しかし花の色は意外にもピンク色なんだそうです!チクチクしているようで、かわいい一面を持つサボテンのうんちくをお届けしました。
ムラなくきれいに塗り終えたら、しばらく乾かします。
乾かし終えたら、もうひと手間。白いペンキとミックスして…
サボテンのトゲを描いていきます。日本ではほとんど見ることのないサボテンですが、アメリカの一部地域では人間の背丈よりも大きいものがにょきにょき生えているのだとか。ぜひ見てみたいものです!
ここはきっちり線を引かなくてOK。ゆるく描くことで、ニュアンスがでて程よい抜け感に。
STEP05. ロゴをペイントする
続いて、サボテンにロゴを入れていきます。ここで登場するのは、毎度おなじみ、クリアファイルを使ったステンシルペイント。まずはフリーフォントを印刷して、輪郭をなぞります。このときに、大枠(この写真では影の部分)と中枠(この写真では内側の白い部分)の輪郭をそれぞれクリアファイルに写しましょう。
すると、本体と影の2サイズのアルファベットフレームが出来上がりますので、それらをカッターでくり抜きます。
フレームができたら、スポンジにペンキを含ませて、ぽんぽんとペイント。このときに、大きいフレーム(プリントした紙でいうところの黒い部分)から先に塗っていきましょう。
大きいフレーム部分を塗り、乾かし終えたら、小さい方のフレーム部分をペイント。文字が印刷したフォントのように立体的になりました!また、ピンクというポップな色がちょうどいいアクセントに。
細かい部分は筆で修正して整えましょう。これで、表面は完成です!
STEP06. LEDテープ用のガイドを取り付ける
続いて、LEDライトを貼るためのガイドラインを取り付けていきます。使用するのは、ホワイトアングル。しかしその前に下線を引くのですが、ここで再び、岩西さんのDIYアイデアが光ります。なんと、ボルトとドリルの先端をモールで結び合わせて、なんちゃってコンパスを自作!岩西さんの機転に、思わず感服した編集部一同なのでした。
さて、下線を基にホワイトアングルを取り付けていきます。ガイドラインに合わせて、適当な長さにカット。
コーナーの部分は、このように切り目を入れてカーブさせてあげましょう。
使うのはプラスチックにも使える超多用途ボンド。木工用ではくっつかないのでご注意くださいね。
接着直後は浮いてきてしまうので、重しを置いてしっかりと接着。これで、ガイドラインの出来上がりです!
STEP07. スペーサーを取り付ける
いよいよ作業は最終行程に。LEDライトの光をぼんやりと広げるためには、多少の壁から離す必要があります。そのため、材木②を使用して、厚みを持たせるスペーサーを取り付けてあげましょう。
こちらも先ほど使用した超多用途ボンドでくっつけました!
STEP08. LEDテープを貼り付ける
いよいよお楽しみ、LEDテープライトの設置です!なんとこちら、後ろにテープが着いているだけでなく、好みの長さにカットして使うことができちゃうんです!ネットなどで約2000円前後で購入することができますので、ぜひチェックしてみてください!
LEDテープをガイドラインに沿って貼っていきます。ここは慎重かつ丁寧に行なっていきましょう!
最後の仕上げとして、材木②に穴をあけて、
“ヒートン”と呼ばれるネジフックを挿入したら…
出来上がりです!!!!トゲトゲなのに「Hug Me」というギャップのあるメッセージ。なんとも健気なサボテンライトが誕生です。
いざ設置!
壁に設置していきます。編集部員、ワクワクが隠しきれておりません。
今回はLEDテープにUSBタイプを使用しているため、USBコンセントを使用。なお、こちらは電池タイプも商品化されていますので、お好みの方をお選びくださいね。
さらに、スイッチつきの電源タップを使用すれば、好きなときにオンオフ可能です。スマートスピーカーや電源プラグなどを使用して「サボテンのライトをつけて」なんてスマートに指示するのもいいですね。
そして点灯!
いよいよ感動の瞬間!点灯です!!ムーディーに輝くサボテン。お部屋の印象をグッとオシャレにしてくれます。
横から見るとこのような形に。スペーサーを入れたおかげで、光がふんわりと広がるような仕上がりとなりました!
別の壁に設置してみると、このような様子に。サボテンの聖地アリゾナの大自然を感じつつ、こじゃれた雰囲気に仕上がりました。どうでしょうか。お部屋にいながらも、なんだかグランドキャニオンが見えてくる気がしませんか…!
というわけで今回は、サボテン型の間接照明のDIYレシピをお届けしました。本記事ではサボテンの形で作りましたが、雲の形や月の形など、お部屋の雰囲気に合わせて自分仕様に作り替えてみるのはいかがでしょうか?また表面の木材は塗装するだけでなく、リメイクシートなどで質感を変えて楽しむというのもまた一興。とても簡単に作ることのできるプロダクトなので、自分好みの「#間接照明のある暮らし」を楽しんでくださいね!
というわけで今回は、サボテン型の間接照明のDIYレシピをお届けしました。本記事ではサボテンの形で作りましたが、雲の形や月の形など、お部屋の雰囲気に合わせて自分仕様に作り替えてみるのはいかがでしょうか?また表面の木材は塗装するだけでなく、リメイクシートなどで質感を変えて楽しむというのもまた一興。とても簡単に作ることのできるプロダクトなので、自分好みの「#間接照明のある暮らし」を楽しんでくださいね!
撮影:薮内努(TAKIBI)
監修:岩西剛
監修:岩西剛
WRITTEN BY
Japan
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