まだまだ暑いせいか、うっかり水やりを忘れただけですぐに枯れてしまいますよね。今回は、オシャレなのに水やり不要と便利なプランターの作り方をご紹介します。
コルクと銅管を瓶に繋げる事で水の分量を調節できるので、水が一度に流れる事はないのでご安心くださいね!
見た目がカッコイイだけでなく、機能としても便利なプランター。ぜひトライしてみてください!
材料
・セメント
・2x8材 (セメントを固める側用に)
・余り 2x4材 + 1x4材 (セメントを固める時に中に入れる木材として)
・2x6材 (瓶を支える木材用に)
・なまし銅管
・キャンドル
作りたいプランターのサイズに合わせて、セメントや木材は購入してください。
2×8材は枠組みを作る用です。プランターの前面背面、底面にあたる部分として、同じサイズの木材を3つ用意。側面にあたる部分として、2つ用意します。
これらはホームセンターでサイズを指定すれば切ってもらえるので、手早く作りたい場合はサイズを指定して購入しましょう。
2x4材 + 1x4材とありますが、これはセメントを固める際にプランターの空洞部分を作るための、中に入れる木材ブロックとして使います。この空洞部分がプランターとして使うときに、土や植物を入れる部分となります。木材ブロックを作るのに使う木材は、枠組みより小さな木材であればなんでも構いません。
なまし銅管は聞き覚えのない方も多いと思いますが、銅でできたチューブのようなものです。銅製なのでサビにくく、加工がしやすいという特徴があります。こちらは植物に水を供給するためのチューブとして、ボトルに取り付けて使います。
キャンドルは枠組みにセメントを流し込んだ後、セメントを取り出しやすくするための潤滑剤として木材に塗るためのものです。木材にセメントが付着しづらくなることで、木材を再利用しやすいという利点もあり使用します。
必要な材料とその用途を説明したところで、次は作り方を説明します。
作り方
まず2×8材を使って枠組みを作ります。後でセメントを取り出しやすくするために、木材にはワックス代わりにキャンドルを塗っておきましょう。
枠組みができたら、2x4材 +と1x4材を使って、空洞部分を作るための木材ブロックを作ります。木材ブロックを気泡緩衝材で包むのはセメントを取り出しやすくするため、後に瓶のホルダーとして再利用するので汚れが付かないようにするためです。
次にセメントの中の空洞部分を作ります。
枠の中に入れたら、後でセメントを取り出しやすくする為に溶かしたキャンドルをかけます。
枠の中にセメントを入れていきます。
木材を取り外します。汚れを落としたら、この木材はまた使用できます!
瓶のホルダーのサイズを測ります。
ホルダー部分となる木材2枚に穴を開けて、ネジで固定します。
滑り止めとなる部分を設置します。
サンダーで木材を磨きます。
コルクと銅菅に穴をあけて瓶に差し込んでください。穴の数を調整すると出てくる水の分量を調整できます。
瓶のホルダー部分を取り付けたら出来上がりです!お疲れ様です!
こちら瓶のホルダー部分に支えがついているバージョンです。
この記事のgifアニメーションでご紹介した制作の工程が、3分程度の動画で分かりやすく解説されています。日本語音声や日本語字幕は付いていないので、材料や大まかな手順はこちらの記事を参考に。組み立て方やより詳しい工程が知りたいときに、こちらの動画を見ると分かりやすいです。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
オシャレなだけでなく機能性も抜群です。定期的な水やりが不要になるのは、ちょっとした時間の節約にもなって嬉しいですよね。
またDIYの特徴は、自分好みにアレンジできる点。この記事や動画ではセメントを使って作りましたが、合成樹脂などに素材を変えることで、もっと軽いプランターを作ることもできます。
どこに置いてもオシャレですよね。
プランターのサイズを調整する事もできますので、大きく作って瓶を2本差し込んでもカッコイイです!
ワインの瓶を飲んだらこのプランター用に残しておいてくださいね!
via: http://www.homemade-modern.com/ep49-self-watering-concrete-planter/
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!