世界広しといえども、ここまで凄いキャンピングカーを改造した人がいるだろうか。
Applied Minds社の共同設立者兼クリエイティブオフィサーのブラン・フェレンさんが自身の愛娘、キラちゃんと一緒に旅がしたいという思いから作られた“KiraVan”。
数億円という費用に、工期は4年。
いかにもアメリカらしいスケールのでかさは圧巻です。
長さ9.4m、高さ3mというメイントレーラーには、ソファ、ダイニングエリア、ベッドルームからバスルームまで完備。インテリアも細部までこだわりを感じさせ、普通の家よりも遥かに豪華。
また食材も家族で2週間ほど過ごせる量を貯蔵することができ、トレーラーの背面には単独での行動を可能にするバイクを内蔵。車内の制御もすべてパソコンや機材で調整することができるなど、車の規格を超えるレベル。
そして運転席がこちら。完全男心をくすぐられるコックピット仕様なんです。さらに前方の車両や状況を認識する無人偵察機能を持ち、外部に設置されたジョイスティックでの操作可能な22台ものカメラの映像のいずれかを映し出すことができます。
最後にこんだけ大きい車なので運転しにくいのかと思いきや、悪路などにも対応する強化されたタイヤと傾斜45度まで耐えることができる特殊なサスペンションを完備。燃料も補給無しで約3200キロもの走行が可能。
言わば中も外も全方位死角がないんじゃないかっていうぐらいな機能性とデザイン性を持ち合わせているんです。
こんな車と旅に出かけることができるのは夢のまた夢かもしれません。
でもその夢が現実に叶っているっていうところにロマンを感じますよね。
そんな素敵なニュースをお届けしました。
WRITTEN BY
Japan
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