FEATURE TIPS PLACE DIYer(s) Ch CONTEST POST DOWNLOAD MY PAGE
MY PAGE
このエントリーをはてなブックマークに追加

万一の災害に備えて、保存食「ペミカン」を作ってみた

みなさんは「ペミカン」をご存じでしょうか?

 

アウトドア好きの方はご存じかもしれません。

 

ペミカンとは、山での保存食であり、出発前に途中まで調理を済ませておき、それらをラードまたはバターでコーティングすることにより、長期保存を可能にしたものです。

 

長期保存ができるため、もともと極地探検家の間では高カロリー食品として利用されていました。日本でも、現地での調理の手間を省き、かつ、燃料の節約ができる簡易料理法として、長期に及ぶ冬季登山に重宝されています。

 

ペミカンは、凍らせたものを登山の際に持って行き、山の上で解凍して食べます。そのため、夏の登山には適しませんが、冬ならば数日から1週間ほどもつとされています。

 

こういった保存食は、登山などのアウトドアの際に活躍するだけでなく、震災などの非常時の保存食としても活用できます。

 

今回ご紹介するペミカンシチューは、簡単に作れるうえ、味も通常のシチューとそう変わりませんので、普段の作り置きおとしても取り入れることができます。また、万一の災害に備えるためにも、保存食・ペミカンの作り方を覚えておこうと思います。

 

ではさっそく調理開始。今回はペミカンを使った、「ペミカンきのこシチュー」を作ります。

 

材料(3人分)

■バター…100g

■しめじ…1パック

■玉ねぎ…1個

■鶏肉…150g

 

*分量は目安となりますので、作りたい人数分に合わせて変更してください。

 

バターの量以外は、基本的に一般的なシチューの材料と一緒です。バターでシチューをコーティングすることによって、長期保存できるようになります。今回は、上記の材料で作りますが、他にもお好みの材料を入れていただいて大丈夫。いろいろと試してみてください。

 

バターでコーティングするため、バターの使用量が通常のシチューを作る時よりも大量です。

 

ちなみに、バターを切る際、包丁をラップでくるんでから切るようにすると、バターが包丁に付かず便利です。

 

作り方

STEP.01 材料を切る

玉ねぎと鶏肉をそれぞれ1㎝角に切っていきます。大きさがバラバラだったり、大きすぎたりすると、バターでくるむ際に包みにくくなるため、サイズを揃え、細かくカットしましょう。

鶏肉は筋を取っておくと、食べやすくなります。

 

しめじは手くだけでOK。

 

材料を切り終わったら、次は炒めていきます。

 

STEP.03 材料を炒める

用意したバター100gのうち、5分の1程度をフライパンに入れ、野菜から順に弱火で炒めていきます。

バターを使用しているため、焦げやすくなっています。焦らずじっくり弱火で炒めてください。

 

野菜がしんなりして、カサが減ってきたら、鶏肉も加えて一緒に炒めます。鶏肉にもきちんと火を通しましょう。

 

STEP.04 バターでコーティングする

鶏肉に火が通ったら、残りのバターを追加。フライパンの底に押し付けるようにして、熱で溶かしていきます。

 

ここで、バターの分量と具材のバランスを確認します。材料全体にバターが行き渡り、袋詰めする際に材料の隙間がバターで埋められるくらいのバターの量があれば大丈夫です。

少ない場合は、バターを追加して調整してください。

 

STEP.05 保存袋に詰める

炒めた材料を保存するため、二重にした食品保存袋に移します。今回は、ジッパー付きの袋を使用。炒めた具材だけでなく、フライパンに残ったバターも全て移しましょう。

 

STEP.06 袋を密封する

火傷しない程度に少し冷まし、まだ熱いうちに袋の空気をできるだけ抜き、しっかりと口を閉じます。ジッパー付きの袋でない場合は、空気が入り込まないようにきつく縛りましょう。

あとは冷まして冷凍するだけ。これでペミカンが完成しました!

 

山に持って行く場合は、さらにビニール袋を重ねたり、キッチンペーパーなどで包んで持っていくのがおすすめです。途中でビニールに穴が開いてしまうと大変悲惨なことになってしまいますので、お気を付けください。

では次に、実際に凍ったペミカンを使ってシチューを作る方法をご紹介。とても簡単ですよ!

 

材料(6皿分)

■シチューの素…約120g

■ペミカン

 

今回は粉末タイプの素を用意しました。粉末タイプは溶けやすく、量の調節もしやすいのがいいですよね。軽いので山などに持ち運ぶ際も便利です。

 

作り方

STEP.01 お湯を沸かし、ペミカンを投入

フライパンや鍋にお湯を沸かします。量は出来上がりイメージの半分ほど。少ないようなら後から足せますので大体で大丈夫です。沸騰したらペミカンを入れます。袋がべたべたしていたら、ナイフや包丁で切って入れましょう。一気にボチャンと落としてしまうと、お湯がはねて危険ですのでお玉を使うなど、注意してください。

お湯に入れると、ペミカンが溶けてきます。

 

STEP.02 シチューを投入

ペミカンが溶けたら、シチューの素を入れます。バターに塩が含まれているため、いきなり全部入れるのではなく、味を見ながら加えていくようにしてください。よりマイルドな味が好みの場合は、スキムミルクなどをいれて調味しても。もちろん牛乳でもOKです。

具材は冷凍前に火を通しているため、全体が温まったら完成です。

あっという間に出来上がり!

 

自宅の夕食として出しても何ら問題ない味のきのこシチューが出来上がりました。

 

このペミカンシチューがあれば、非常時の場合、お家にカセットコンロがあれば簡単に温めて、おいしいシチューを食べることが出来ます。

またペミカンは、シチューだけでなくカレーや豚汁なども作ることができます。

 

今は防災グッズや非常食も様々なものが売り出されていますが、自宅でできる保存食作り、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
DIYer(s)の公式SNSをフォローして、
おすすめ情報を毎日受け取ろう
<  BACK TO TIPS