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CIRCLE of DIY 〜vol.05 リメイク塗装作家 中守生和〜

全国各地で発信されているDIYの文化を波及するべく始まった本連載“CIRCLE of DIY”では今回初めて“人物”にフィーチャーします。その記念すべき1回目を飾るのは独学でエイジング技術を習得し、アパレルショップの什器や小物、作家のための額縁などを手がけるリメイク塗装作家の中守生和さん。彼女の手法を追っていくと共に塗装の魅力に迫ってみました。

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まず、エイジング塗装とはペンキや小道具を使用して錆びや傷などの経年変化を表現する方法として、DIYの認知度と共に広がってきた技術の1つです。そして実際にどう変化するのかを見るべく、中守さんが塗装するというデジタルマーケティングに関するコンサルティングを行う株式会社ルグランの現場に同行させてもらいました。

 

エイジングさせる扉がコチラ。

この1つ1つのパーツが様変わりしていきます。

そして塗装にあたって使う道具がこちら。塗料以外にもボンドや土、ヤスリなどの意外な材料や道具も使うんです。

 

それでは早速、工程を追っていきます。まずは養生からスタート。

 

 

他の箇所に付着しないようにビニールとテープでキレイに覆っていきます。

続いて水性木部着色剤(ボアーステイン)を水で薄めて試し塗りしながら色合いを確認します。

 

 

色合いが決まったら、ドアの木部に塗っていきます。

 

今回はチェスナットを使用。

二人掛かりでどんどん塗っていきます。

このドアノブにも変化を生む魔法が........。

 

金属パーツには建材などの塗装下塗りに使えるミッチャクロンを吹きかけます。こうすることによりプラスチック製品やクロムメッキ、ガラスなどの素材にも塗装ができるようになるんです。

 

 

続いて塗料を重ねていきます。ここではVIVID VANのバターミルクペイント(水性)、1326 Blackをスポンジと筆で塗っていきます。

 

乾きを待ちながら仕上げのイメージを高める中守さん。

 

そしてエイジングの醍醐味である意外な材料を使っての塗装に入ります。ボンドと肌色白土を混ぜ合わせて塗料を加えた、細かくザラザラとした質感のタイプ。

 

 

同じくボンドと消石灰を混ぜ合わせて塗料を加えた、細かくサラッとした質感のタイプ。この2種類を使い分けていきます。

 

 

この用意した塗料を錆びが一番出やすい金属パーツ周辺にヘラを使って塗っていきます。

 

この凹凸感がリアルなサビを表現しています。

 

続いて登場するのはアクリル絵具のANTIQUE GOLD、ANTIQUE BRONZE、GOLD LIGHT、赤墨とバターミルクペイントの2-2 Child’s Rocker Bright Red。

 

 

これを組み合わせながら、ドアの赤錆を表現していきます。

 

細部まで入念に加工を加えていきます。

ドアノブもみるみる変化していきます。

 

塗っては全体を見て、足りないところにどんどん足していくという工程の繰り返しです。

 

 

最後に、くもりガラス仕上げスプレーを吹きかけ、オリジナルで作成した社名のステッカーを設置したら完成です。

 

 

 

それでは中守さんが丁寧に仕上げたドアの全貌をご覧ください。

 

 

最初の状態を思い出すとその差は歴然。日本のオフィスというイメージを覆したヨーロッパの古き良き時代の工房のような雰囲気は何とも素敵です。そして細部まで表現したその奥深さに圧倒されてしまいました。

 

そこで、この技法を使いこなす中守さんにまず何故この活動を始めたのかを伺ってみました。 (次ページへ続く)

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