DIYによって居心地のよい空間を作る 〜突撃!隣のDIY! vol.07〜
DIY自慢のDIYerの元へ駆けつける「突撃! 隣のDIY!」。好評につき第7回となる今回は、海外からも熱視線を浴びるハンバーガー界のニューウェーブ“ウーピーゴールドバーガー”へお邪魔してきました。
公開日 2016.07.06
更新日 2022.01.07
行列ができる人気店の陰に優れたDIY術あり
北海道は帯広市出身のショウゴさん(写真右)とタイジさん(同左)。“ウーピーゴールドバーガー”は、小学校からの幼なじみという2人が2010年に中目黒にてスタートしたのち、2011年に現在の渋谷の地に移転し、再オープン。開店直後から行列が尽きない人気店となった同店舗は、オーナー2人のDIYによって誕生しました。「最初はスケルトン物件(内装設備がない状態)だったんですが、2人でショップの内装イメージを話し合って決めて、工事を入れる部分は入れて、自分たちの手でやれる部分はDIYで作っていきました」とショウゴさん。その言葉の通り、店内の壁は全て自分たちで塗り直したそう。店舗の内装イメージを伺うと、「最初はウッドカウンターがあるお店というイメージだけでしたね。ピカピカのお店ではなくて、“自分たちが作ったお店”という雰囲気が出たらいいなって。ほかには狭いお店なので、とにかくお客様にくつろいでもらえるように意識しました」とタイジさん。確かに主張のあるカウンターを中心に、後述するDIY術によって狭い空間を最大限に活かした、肩肘張らない居心地のいい空間となっています。最後に2人へ“DIYとは?”と伺ってみると、ショウゴ「自分でものを作り出す男の中の男」、タイジ「生活の一部かな」と、DIYerらしいストレートな言葉が返ってきました。
▼経年変化で魅せる象徴的なサインボード
ホームセンターで購入した木材を組み合わせて作り上げたサインボードは、シンプルな構造ながら力強さを感じる。二人でペンキを塗りあげたが、経年変化により唯一無二の表情に。
▼2人のイメージを実現したウッドカウンター
ウッドカウンターは幾つかの板を組み合わせ、カウンターへ設置することで2人のイメージを具現化。素材が持つ素朴な力強さが店内で生きる。
▼既製品を塗り直したカフェスツール
もともとベージュだったスツールはグリーンに塗り直した後、ニスを引くなど、アレンジを施した。看板同様、経年変化で味わいのある表情に。
カウンター下には荷物をかけるためのフックを設置。狭い店内でも快適に過ごしてもらうためのDIYだ。
▼コートハンガーとグラフィックが飾る壁面
2人で取り付けたというコートハンガーからも、限られた空間で居心地よく過ごして欲しいという心遣いが感じられる。ちなみに、ハンガー下のグラフィックは、WILL SWEENEY氏が来店した際に描いたものだとか。ほかにもいくつものグラフィックが描かれており、店内の雰囲気作りに一役買っている。
▼ボトルオープナーをドアノブへアレンジ
SUPREME×STARR”X”のボトルオープナーをトイレのドアノブへと大胆にアレンジ。
▼壁面の収納力を上げる収納棚
棚板と棚受け金物で壁面に設置した収納棚。おすすめのメニューや世界各国から取り揃えた輸入ビールなどが陳列されている。
▼ショップの名物・ケビン・ベーコン
スモークされた厚切りベーコンの芳醇な香りと、100%ビーフの粗挽きパティの肉汁のコンビネーションが秀逸な人気メニュー“ケビン・ベーコン”。ほかにも、店名にもなっている“ウーピーゴールドバーガー”“や”“サラジェシカバーガー”など、声に出して読みたいユニークな商品名も人気の理由だ。
SHOP INFORMATION
ウーピーゴールドバーガー
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-9-4 トーカンキャステール渋谷 1F
TEL:03-3407-0232
営業時間:[水〜月]12:00〜24:00 LO23:00
※平日は15:30〜18:00休憩あり(売り切れたら早く閉まることも) ※土日は通し営業
定休日:火曜日
COUPON!ここまで読んでくれたあなたに!
7月9日(土)より注文時に“DIYer(s)を見た”と言ってもらえれば、先着5名の方にチーズトッピングをサービス。
※規定人数に到達し次第、予告なく終了いたします。ご了承ください。
WRITTEN BY
Japan
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